９０００　エンジンマウントとミッションマウント

上左と上中のエンジンマウントはちょつと荒っぽい運転をしていると結構早く痛んでしまう部品です。　よく見るとゴムの部分に亀裂がはいっているのがわかります。
亀裂の部分がだんだん広がってきて、完全にブチ切れ状態になると停止状態でＤレンジやＲにシフトした時にショックが伝わってきたりするようになります。
完全にブチ切れ状態でも特に運転にさしつかえがあるわけでもないのですが、できれば交換したほうが良いと思います。
５万ｋｍ程走った車なら多少の亀裂はあります。

上左はミッションマウントでへたっている状態です。分かりにくいですがマウントに対してメンバーがせり上がっているように見えます。　つまり、ミッションがその分沈み込んでいるということになります。
上右写真の左がへたったマウント、右が新品です。
完全にダメな状態になっていると左側のミラーがアイドリング時にぶれたり振動が多くなります。
９０００の場合この他にエンジンの右前下と中央後下にもエンジンマウント（中に液体の入ってハイドロリックタイプ）がありますがそちらの方の寿命はまあまあのようです。

上左写真の左側　　　　トルクロッド　　　　　

上左写真の右側　　エンジンアンカー　　

右写真　　　　　　　ミッションマウント　　　