9000

2. エンジン

2−5 タペットカバーパッキン交換

9000に限らずサーブのエンジンからのオイル漏れでは1番多い場所です。
ゴムのパッキンを使っているので、年月が経つと熱で硬化してどうしてもオイルが漏れてきます。
他の外車でも大なり小なり漏れてはきます。
費用もそんなにかからないので、漏れが見つかれば早いうちに修理しておくと、エンジンルームが油できたなくなることもないでしょう。
タペットカバー1タペットカバー2タペットカバー3
ダイレクトイグニッションモジュール(D.I)を外して見て、このようにプラグホールの周りにオイルが溜まっている状態だと交換時期です。
溜まったオイルは右端にある穴から外へ出て行きます。
外側からみるとエキゾーストマニホールドの付近がオイルで黒くなっているので良くわかります。
エンジンが前に傾斜しているのでエキゾースト側にオイルが漏れてきます。
作業は簡単でカバーを外してパッキンを取り替えるだけです。
特に9000は他に外す物もあまりないのでやりやすいです。
D.Iなのでデストリビューターはありませんが、メクラのキャップの所からも漏れてくるので、Oリングも換えておきます。

部品
91 33 034      内側P/K           
91 33 026      外側P/K           
91 76 470   メクラOリング(デスOリング)    

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