900 〜93(Classic)
4. トランスミッション

4−2 A/Tホース交換

900ではA/Tホースからのオイル漏れがよくあります。(特にターボ車)
ここでは空冷式のATクーラーのついているターボ車について紹介します。
正面から見て左側にあるのがミッションのオイルクーラーでバンパーの下を覗けばわかります。
右側にあるのはエンジンのオイルクーラーです。
91yぐらいよりも以前の車はオイルクーラーの手前にサーモスタットがついており全部で4本のオイルホースがあります。 古くなつてくるとホースのかしめの部分(ホースは口金にかしめられている)からオイルが漏れてきます。
また、サーモスタットからも漏れてくるので4本のホースから漏れる量もあわせると結構な量が漏れる事になります。
 当社ではサーモスタット付きの車ではオイル漏れ修理の時にサーモスタットもろともホースを取っ払ってしまい最終モデルと同じ2本のホースに取り替えています。
スカンジナビアのような寒冷な気候ならまだしも日本の気候、道路事情ではミッションオイルが冷えすぎないようにする為のサーモスタットははっきりいって必要なものとは思えません。

オイルホース  ATF

87y以前の車ではオイルクーラーのタイプによって3本必要になるはずです。
A/Tオイルは当然のことながらタイプGの純正オイルを使用します。

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