２．　エンジン

２−２ ウォーターポンプ交換

Ｎｅｗ９００にモデルチェンジされてそこそこ年数も経ち、走行距離の多い車ではウォーターポンプの故障も出はじめています。
この９４ｙ〜９５ｙのウォーターポンプはリコールにもなったいわくつきのものでプーリーとポンプの溶接部分が割れてベルトが飛び、走行不能になる事でした。
１本のベルトでオルタネーター、パワステポンプ、Ａ／Ｃコンプレッサー、ウォーターポンプを駆動しているためプーリーが破損してしまうとどうしようもなくなってしまいます。
うちでも２〜３台経験しましたが、対策品はプーリーがボルト止めに変更となりました。
ウォーターポンプ自体の耐久性は普通だと思いますが、やはり、音（ガラガラ）、水漏れは起こるようです。

	ウォーターポンプはパワステポンプの下側にあります。 写真では取り付けボルトを外してずらしています。 音（ガラガラ）が出ている場合はもちろん音の出所を調べればウォーターポンプだとわかりますが、水漏れの場合はちょっとわかりにくいです。 理由は次↓。
	水（クーラント）が漏れてくるのはどんな車のウォーターポンプでもほとんど、この（赤矢印）点検穴？からなのですが、Ｎｅｗ９００の場合はその点検穴がウォーターポンプのエンジン取り付け部分の内側にあるため、外部からよく見えません。 大量に漏れているなら分かりやすいのですが、２週間でリザーバータンクが空になる程度だとラジエターとかホースの方をつい疑ってしまいます。 ウォーターポンプの下側にはＡ／Ｃコンプレッサーがあるため、漏れた跡がないと発見しにくいです。
	ウォーターポンプとシリンダーブロックを接続しているパイプにはＯリングが付いています。 このパイプはシリンダーブロック側Ｏリングが堅く、抜きにくいのですがＯリングは結構、劣化して水漏れの原因になるので必ず、交換しておきます。
	新品のウォーターポンプキット 付属でＯリングもついているので必ず交換します。 新品ウォーターポンプ ８８ ２２ ７４４

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