２．　エンジン

２−３　　Ｖ６エンジン．プラグ交換

Ｎ９００にはＶ６の２．５リッターエンジンが搭載されている車があります。
点火プラグは通常の摩耗する物が指定されているので、走行距離によって交換する必要がありますが、後側バンク上にはインテークマニホールドがある為、後側バンクのプラグ交換の際にはインテークマニホールドを脱着する必要があります。

	エンジンの上面には、デザインされたカバーがあるため、Ｖ６エンジンといっても外観上はピンときません。
	カバーを取ると、前側のバンクのカムカバーと両バンクの間にインテークマニホールドがあるのが判ります。 前側バンクのプラグはこの状態で難なく、交換できます。
	後側バンク上には、このようにインテークマニホールドがあるため、脱着しないと、プラグ交換は不可能です。
	マニホールドを外した状態です。 マニガスケット（緑色）は交換ですので、プラグ交換の時は事前にガスケットも用意しておく必要があります。 マニのスタッドボルトはほとんど抜けてしまいました。
	後側バンクです。 この状態だと前側と同じ様に交換できます。 プラグキャップについているオレンジ色のものを使って、プラグキャップを引き抜きます。
	プラグはボッシュのＦＲ７ＬＤＣでダブルサイド電極です。 中心電極は楕円形に摩耗してきます。 ちなみにトリプル電極だと三角に摩耗してきます。
	左．新品 右．古 ちょっと判りにくいですが、摩耗してギャップ（隙間）が広くなっています。 新品時のギャップ（隙間）は０．８ｍｍです。
	抜けてしまったスタッドはロックタイトを使用してセットします。 そうそう、このエンジンのバルブカバーはプラスティック製です。 たかが、プラグ交換といえども、こうなると、面倒くさいですね。